天然酵母パンの店・ノルトエッセン

ノルトエッセン 北海道石狩郡当別町金沢2006-1 電話 0133−25−5110 FAX 0133−25−5220 URL http://www.nordessen.jp/ Eメール nordessen@yahoo.co.jp

日曜日, 8月 27, 2017

「心のパン屋さん」の(第65回)小さなコンサート

今回のコンサートは、「心のパン屋さん」として、久しぶりの内実の伴う充実の演奏会でした。この度は、アンサンブルグループ『奏楽』の C D 発売を支援する事を考えてのコンサートでしたが、参加した皆さんは、子供の数が10人以上にもなったのに、とても楽しい雰囲気を、最後まで過ごすことができました。10歳以下の子供たちがこんな人の集まりに来たことを喜んでいた周りで、大人たちは深い音楽の楽しみを受け止めてていました。こんなコンサートは、なかなか有りません。形ばかりの演奏ではなく、社会人としての完成度の高い大人たちでも、こうしたレベルの良いコンサートに出会うことは難しいのです。このたびのコンサートは、ノルトエッセンの「心の糧としてのコンサート」の、新たなるレベルへの入り口になったのかも知れません。発売されたCDには、北海道につながりのある曲が、25曲ほど収められてます。C D は、来た客の多くが、感動しながら買って行きました。そんなものの売り買いの光景がとても自然な仕草で受け止められたコンサートでした。40人近く、ほとんど全員が「反省会」に残ってパーテイを楽しんで帰って行きました。午後7時から11時頃まで、土曜日の夜のコンサートでした。

金曜日, 8月 25, 2017

第65回・ノルトエッセンの小さなコンサート

<第65回・ノルトエッセンの小さなコンサート>
ノルトエッセンのコンサートは当別に来るまでの、札幌での20年間、そして当別に来てから14年、年に2度ほど開いて来ましたから、トータルで65回ほどになりました。札響のオーボエの岩崎さん、フルートの森 圭吾さん、最近では奏楽のピアノ・前田朋子さんの演奏が多く、クラシックの曲がほとんどになってますが、当別に来てからはバンド演奏や演劇などへの関心も、わずかながらですが有ったのですが、それらを取り入れるまでには至りませんでした。クラシック以外では、ジャズの野瀬栄進さんに2度ほど、後はロビン・ロイドさんのナチュラルミュジックを2度ほど。

前回のコンサートは昨年の11月30日(水)でした。オーボエが岩崎さん、ピアノが奏楽の前田さん、そしてバイオリンが小林佳奈さんでした。バイオリンは、確かその前の前の会が、今回の小林瑠衣さんだったと思います。小林さんと小林さん、二人の小林さん、お二人ともとても楽しい演奏をしてくれます。今年の春に市販された「奏楽」の「フアースト・アルバム」でも、お二人の演奏は光ってます。今回は
奏楽の「CD出版記念」の感じでやろうと思ってます。

今回は今日の午後
8月26日(土) 午後7時・開演
演奏者  岩崎弘昌(札響)(オーボエ)
     前田朋子(奏楽)(ピアノ)
     小林瑠衣 (奏楽)(バイオリン)
曲目
     ベートーベン : バイオリンソナタ第2番イ長調
     モーツァルト : ピアノソナタハ長調K.330 第1楽章
     クライスラー :  プレリュードとアレグロ
     他です。

来て頂けるお客様は、35人程の予定で、終了後の<反省会>も殆どの方が残るでしょう。夕方4時ぐらいからホールの準備に取り掛かりますが、またきっと楽しい夕べを過ごせるでしょう。

月曜日, 8月 21, 2017

美晴幼稚園のブログを見て

先日、お客さんが教えてくれました。「札幌の美晴幼稚園のブログを見て、ノルトエッセンさんの昔からの変わらぬ姿を知りました」。ひと月ほど前に、美晴幼稚園の園長さんが「旭川からの帰り道です」と言って立ち寄って行った事を、家内から聞いては居たのだが、その事が幼稚園の公式サイトに、ブログとして記載されている点に関しては、全く知らなかった。教えられてブログを見ると、2017年の6月26日の記載となっていた。

札幌南区で店を開いて10年ほど過ぎてから、月寒の幼稚園の園長だという人が、澄川の店に来た。店のパンを見回して、「よし、決めた」と言って、「子供達のパンを引き受けてくれ」と伝えられた。その幼稚園は月寒平和公園の隣に新しく建てられていて、他にも系列の幼稚園も2〜3、あったようであるが、対象は美晴幼稚園だけの事だった。それから、月に1度乃至2度、25年間、美晴幼稚園の子供達はノルトエッセンのパンを、食べ続けたことになる。
子供達の食べ物は大切な生存条件につながる。「無添加」は当たり前の事だ。学校でも病院でも、もちろん生活のあらゆる場面で、食の安全性は時代の権威や権力や正義や利害に左右される。そうした時代状況の中で、美晴幼稚園は長い年月、揺るがない信頼を示してくれた。その幼稚園の志に、一パン屋として、ノルトエッセンは、共感と感謝を込めたエールを送りたい。

美晴幼稚園に、お世話になって、25年の歳月が流れ、ノルトエッセンのパンで「お昼を食べた子供達」は、もう30歳を超えた親たちになっていたりする。もう子供の子供が美晴幼稚園に通っていてもいいという、時の流れの速さに驚かされます。子供達の「食」について共感した先代の園長先生のことも、その志を継いだ今現在の園長先生の、10数年前の若い時のお姿も、思い出したり致しました。

25年もの間、同じ無添加のパンを焼いて子供達に届け続けた事と、同様に30年間、全国の北海道物産展に継続出展した事を重ねて合わせて、揺るがぬ道を歩き続けた自分たちを振り返ると、「ノルトエッセンのパンのさらなる進化成長を志さなければならない」と、深く静かに、望まれている事を思う。